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◎エドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ ノルウェーのベルゲンに生まれる。ヴァイオリニスト兼作曲家オーレ・ブルの勧めによりライプツィヒ音楽院へ15歳で留学。1867年、従姉妹で歌手のニーナ・ハーゲルップと結婚。娘アレクサンドラが生まれ、幸せの絶頂期に代表作の一つ「ピアノ協奏曲イ短調 op.16」を作曲。ピアニストとしても優れており、生涯を通じて国内外で演奏会が開かれた。現在のオスロに音楽院を設立し、ベルゲンのオーケストラの楽長も務めた。一方、作曲活動の中で、次第にノルウェーの民謡や伝承音楽の中に自分の音楽を求めるようになり、特に民族楽器ハーディングフェーレによる伝承曲をピアノ曲として昇華させた作品「スロッテル」のシリーズは芸術的価値が高い。自らの言葉「音楽家である前に、まず人間であるべきだ」の通り、正義感に溢れる人道的な人物であった。1907年、ベルゲンにて64歳で永眠。自邸トロルハウゲンの下の岩山に妻ニーナと共に眠っている。(日本グリーグ協会公式HPより)する決意をする。*イプセンはこの作品に関し、「野鴨は怪我をすると一気に水底まで沈んでいくが、この頑固な野鴨はくちばしを使ってまで何とか生きようとする」と語っています。人間はどれだけ「真実」に耐え得るのか、暗喩に満ちた象徴的写実の技巧で描かれた傑作です。 |
本誌の堀編集長は写真家として、辻井さんのアーティストポートレイト、アルバムジャケットやツアーのドキュメントの撮影も手掛け、
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◎辻井 伸行(つじい・のぶゆき) 1988年東京生まれ。幼少よりピアノの才能に恵まれ、7歳で「全日本盲学生音楽コンクール」器楽部門ピアノの部第1位受賞。10歳でオーケストラと共演してデビュー。2009年に米国テキサス州で開催された「第13回ヴァン・クライヴァーン国際ピアノ・コンクール」で日本人初の優勝を果たし、日本を代表するピアニストとして国際的な活躍を続けている。アシュケナージ、ゲルギエフなど著名指揮者との共演でも華々しい成功を収め、国内外のツアーは高い人気を博している。11年11月にはカーネギー・ホールの招聘でリサイタルを行い絶賛され、13年7月にはイギリス最大の音楽祭「プロムス」に出演し、「歴史的成功」を収めた。エイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で「第21回日本映画批評家大賞」受賞。近況や公演スケジュールは辻井伸行オフィシャルウェブサイトでご確認ください。 |