StyleNorwayWebMagazine 【スタイルノルウェー】

 

[EKORNES/エコーネス] http://ekornes.co.jp

世界に誇る日本のきめ細かなおもてなしと、シックなインテリアと、ノルウェーの快適性。東京の真ん中で、ゲストへの奥深い心遣いが融合します。
話題のリクライニングチェアが、いっそう安らげるホテル滞在の一翼を担います。

文=山岸みすず text by Misuzu Yamagishi 写真=堀裕二 photograph by Yuji Hori

 

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也――。松尾芭蕉の「おくの細道」の有名な書き出しです。旅をするのは人ばかりでなく、月日も二度と還らぬ旅人であり、過ぎゆく年もまた同じように旅人…と詠み、一片のちぎれ雲が風に流れていくのを見るにつけ、漂白の思いがつのり、芭蕉は、日本で最も有名な旅に出ました。時は下って現代の私たちは、旅情にかられて出る旅もあれば、仕事で行く旅もある。芭蕉の時代は徒歩や馬、今はジェット機や新幹線。快適至極に旅できる現代も、芭蕉の時代と同様、旅先で触れる景色も人情も、旅人の心に忘れがたい思いを刻み、一期一会の感動を与えてくれます。さて、ここは21世紀の大都会東京の真ん中、帝国ホテルの一室です。かつて日本の迎賓館として誕生したホテルは、伝統を守りながら進化を続け、静けさと落ち着きに満ちたスタイリッシュな空間で世界中の賓客を迎えています。帝国ホテルらしさをいっそう感じさせるのが、本館14階~16階の〝インペリアルフロア〟。洗練された家具や調度品で整えられ、特別なサービスと機能をもって快適に過ごせる空間です。特筆すべきはこのフロアのデラックスからスイートまでの各部屋に、エコーネス社のリクライニングチェアが置かれていること。暖色系で整えられたリビングスペースにレノ、ウィングのストレスレス®チェアが各部屋に合わせて配されています。そこに姿があるだけで安らぎを感じさせ、座れば多彩な機能と快適性で包みこまれるチェアが、さまざまな想いで旅をし、ここに滞在してまた旅立ってゆく人を受け止めています。帝国ホテルを愛し、繰り返し訪れるゲストも多いインペリアルフロア。ここで体験して自宅にもこの椅子を、という人も少なからずいるそうです。旅する月日が眺めてきた歴史と伝統、優美で心のこもった応対、ノルウェーから届いた快適性が融合し、日本の旅を忘れ難いものにし、旅人をその先の道へと歩ませるのです。

 

◎帝国ホテル

今まさにクリスマスの華やぎの季節。
12月25日までクリスマスツリーが飾られ、
1月9日までイルミネーションが輝きます。
この時期にお勧めの「シャンパン&ステイ」は、
黄金色に輝くシャンパンで乾杯しながら
特別な日を祝うのにふさわしい宿泊プラン。
ルームサービスでシャンパンハーフボトルと小菓子が届きます。
1室2名/¥49,800~(サービス料・消費税込、宿泊税別)。
1日10組限定、2013年3月31日まで。インターネット予約も可能。
東京都千代田区内幸町1丁目1−1
客室予約課 TEL.03-3504-1251
http://www.imperialhotel.co.jp

Stressless®Wing ストレスレス® ウィング

今年5月に日本でも立体商標を取得したストレスレス®チェア。
このウィングは大きめのヘッドレストが頭にフィットし安定感を感じさせる。
(皮革色 ニューフォレスト/木部色 ブラウン)
SIZE チェア W75 H101 D71 SH39cm
オットマン W54 H38 D38cm
パロマ皮革の場合 ¥305,550(オットマン付き)