StyleNorwayWebMagazine 【スタイルノルウェー】

 

[SIMMONS/シモンズ] http://www.simmons.co.jp/collection/living

革の贅沢なリクライニングチェアに包みこまれ、
魚たちの美麗な泳ぎを眺めれば、もう陶酔の境地です。

文=山岸みすず text by Misuzu Yamagishi 写真=堀裕二 photograph by Yuji Hori

Fjords®Alfa フィヨルド®アルファ

すっぽりくるまれる感覚で小柄な日本人にもフィットするアルファ。
革本来のしっとりした風合いを残し、なめらかな手触りを楽しめる。
カカオ(濃い茶)、タイガーアイ(赤茶)、バニラ(白)の皮革色と
エスプレッソ(濃い茶)、ダークチェリー(赤茶)、ナチュラル(白木)の
木部色を自由に組み合わせることができる。
SIZE : チェア W77 H105 D78 –122 SH42cm
フットスツール W50 H40 D48cm
¥346,500(フットスツール付き)

水族館には、美術館とはまた別の楽しみがあります。そこにはポップアートよりポップな色と形の魚、印象派より巧みなタッチで彩色された甲殻類やサンゴ、バロックやロココ風な驚愕の形と色の深海魚、古典的な顔をした太古の魚、現代美術家もびっくりの斬新なパフォーマンスを繰り広げるウミガメやマナティがいて、創作意欲を刺激されます。そんな造形美をじっくり観察したあとは、海の生きものたちが悠々と回遊するトンネル水槽で海の世界に浸りましょう。そこにこんなゆったりした贅沢な椅子が置かれていたら、夢想するのはもちろん、竜宮城のこと。あの亀に誘われて深い海を行けば、行きつくところは竜宮で、亀が美しい乙姫に変身し、恋に落ちて麗しい時を過ごし…と、海の彼方の不老不死の桃源郷で暮らす夢も見られそうです。ここに置かれたのは、ノルウェーのリクライニングチェアのブランド、フィヨルドを代表する最上級のモデル「アルファ」。背もたれ部分のメリハリのある巧みな革の張り方の効果で、身体が両脇からふわりと包み込まれ、背もたれが長めに設計されているため、頭をあずけてもきちんと支えてくれます。座ると心地好い揺れを生みだすのは、ベース部分のCの文字を描く曲げ木のクッション性のなせる技。そこが水族館の中でなくても、すっぽりと身体を包みこまれる安らぎの中、夢のなかで大海原をたゆたい、陶酔の世界へとひと時、誘われましょう。

 

 

 

撮影協力◎エプソン 品川アクアスタジアム
約350種・約10,000点にもおよぶ世界の海の生きものたちに出会える水族館。「ギャラクシー エクスプレス 999」など4種のアトラクション、熱帯魚が泳ぐ水槽を眺めながら食事ができるレストランやカフェなども併設された屋内型複合エンターテインメント施設として人気。
入園料 : おとな 1,800円/小・中学生 1,000円
幼児(4歳以上) 600円
東京都港区高輪4-10-30 TEL.03-5421-1111(音声ガイダンス)

http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/aquastadium/